7月 2 2013
ポールリムからのアドバイス★あひる★
どーも、あひるです。
先日しんくんがポールリムのイベントについて書いてくれていましたが、
私はポールの言葉を書いてみようと思います。
とてもシンプルで基本的なことを話してくれました。
ポールのようなトッププレイヤーでも、
当たり前のことを当たり前にできるようになるために練習をしているんだなと感じました。
では、どーぞ。
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■どんなスポーツにも共通することは基本を忠実に守ること。
あなたがとても特別な逸材でない限り、基本から外れて貫いていくことは難しい。
■練習するときに守るべき3つのこと
①スタンスとバランス
・スタンス
ポールは「前足:後足=7:3」の割合で体重をかけ、
少し前のめりになるのが最適だと考えている。
その理由は、前のめりになることで近づけるし、狙いやすくなる。
これはアーチェリーやシューティングなど他のスポーツにも言える。
・バランス
体を動かしてしまうのはダメ。
毎回同じコトができていれば、仮にそれはOKとしても良いが、
毎回同じコトをすることは難しいので、どんなスポーツでもバランスは大切。
②セットアップ
・セットアップはしっかりと止めたほうが良い。
一瞬でも止めることで狙いにフォーカスされる。
また、毎回同じポイントで止めることで毎回同じ動作をする一つのヒントとなる。
動かしながら狙える人もいるがそれは特別な逸材のみ。
例えばフィルテイラーを見てみるとしっかり止めていることがわかる。
③投げるときの腕の振り
・フォロースルーはどんなスポーツでも重要。バランスにも関係する。
フォロースルーの動きができていることでダーツの投げる動きの完成度は高まっていく。
・ダーツを投げる動作は大体の人が
「(A)セットアップ→(B)テイクバック→(C)フォロースルー」の3つをやっている。
しかし、(A)が無く、(B)→(C)となる人が多かった。
安食賢一のように(A)が無くても良いが、
(B)→(C)のフォロースルーがしっかりできていることが重要。
・フォロースルーで手が真っ直ぐ伸びているというのは
「手首がしっかり返っていること」である。
これをすることで押すより振るダーツに変わってくるはず。
また、指先に感じるダーツの重さを手首でも感じることができるようになる。
・(A)→(B)に持ってくるのが早い人が多かったがこれはダメ。
ゴルフやアーチェリーやボーリングなど(A)→(B)に持ってくるのが早いスポーツは無い。
ダメな理由は、早く引くとどこに引いているか見えなくなり、
まっすぐ引けているか確認できなくなる。
また、(B)まではゆっくりと引き、(B)→(C)は早く振り出せばよい。
■上記の3点が基本的な守ること。
これを大事にしてしっかり繰り返し練習をすることが大切。
練習してきたことを試合で出せなかったプレイヤーも多い。
練習で積み重ねたことは筋肉に記憶されている。
しかし、緊張して練習と同じことができなくなってしまっては
練習の成果が台無しになってしまう。
試合で成果を出すためには、さっきの3つのポイントを意識して練習し、
しっかり筋肉に記憶させたその振りを意識して試合で出すことが重要。
上記の説明が皆さんの上達の助けになればと思う。
■緊張することはとてもいいことだ。
緊張しないでダーツを投げることは最終的には楽しいことにつながらない。
ジェットコースターと同じでのっているときの緊張感が降りたときの楽しみにつながる。
だから、ダーツの緊張感を楽しんでください。
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上記の他にも、個別にプレイヤーに伝えていたアドバイスも。
・試合の時には細かいことを気にするな!
・試合の時にはまっすぐボードをみて、ただ腕の振りだけを気にするんだ!
・体が動くのは良くない!
・引きが早すぎるのは良くない!
色々考えさせられますね。
ちなみに私、今日はポールが言っていた「体重のかけ方+体を動かさない」を
意識して投げた結果、絶好調でした。
意識しないでもできるようになるまで、
ひたすら「体重のかけ方+体を動かさない」だけを意識して練習しようと思います。
では、またー。