7月 8 2013
ダーツのパーツについて②(バレル)★あひる★
どーも、あひるです。
昨日に続き、本日はバレルについて書いてみます。
超超長文なので、流し読みすることをお奨めします(笑
では、どーぞ。
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ダーツは基本的には「ティップ、バレル、シャフト、フライト」の
4つのパーツで構成されています。
今日はバレルについて説明してみようと思います。
■バレル
ダーツの本体で、体が接する唯一の部分になります。
徐々に削れていってしまいますが、私のように毎日投げる人でも2年くらいは使えます。
種類としては下記のようなものがあります。
・素材 :大きくブラス(BRASS・真鍮)、タングステンに分かれます。
・ブラス:
比重が軽いため、バレルに重さを出すために大きめに作られています。
同じ場所にグルーピングさせると弾かれやすくなりますが、
安価であるためバーに常備されているダーツ(ハウスダーツ)などはこれです。
上級者でこれを使っている人はほとんどいません。
・タングステン:
比重が重く、硬いためバレルを小さく作れるうえに、
削れにくいという利点があります。
しかし、希少金属であるため、ブラスに比べ高価です。
タングステン含有量も種類があり、含有量が多いほど比重が重くなり、
より細く、より短く、重さを持ったバレルを作ることが可能です。
90%が主流で、80%、95%なども出ています。
・タングステンとチタン:
前重心を実現するため、前はタングステン、後ろはチタンで
つくられたバレルもあります。
・アルミニウム:
軽いバレルをしっかり飛ばす練習用に
アルミニウムで作られたバレルも存在します。
# もう売ってないかな、、
・形状 :主に「トルピード、ストレート」に分けられます。
・トルピード:
魚雷の意味で前が太く、後ろが細めに作られたバレルです。
前重心につくられているものが多く、
ちょっと飛びが悪くても矢が前を向いてくれるため刺さりやすいです。
また、グリップする部分に傾斜(テーパー)がついているものが多く、
ダーツを押し出しやすく、矢を飛ばしやすいという特徴があります。
しかし、前が大きいため、トリプルに3本入れる際などに弾かれやすく、
また、グリップする部分に角度がついているため、
毎回同じ場所をグリップするのが難しいといったデメリットもあります。
# といっても、ソフトダーツは的が大きいため、
# 日本ではトッププレイヤーでもこれを使っている人が多いです
・ストレート:
真っ直ぐ一直線のバレルです。
細くつくられているため、グルーピングした際にはじかれにくく、
傾斜がないため若干グリップ位置がずれても
同じ太さのところお持つことが可能です。
しかし、真っ直ぐであるためしっかりとダーツを飛ばすことが難しいです。
・その他:
最近では後ろが太いバレル、球のような形のバレルなど、
特殊なバレルもあります。
・カット:大きく分けると「リングカット・シャークカット」に分類されます。
最近は複雑な名前のカットが出ていますが、基本この2つの組み合わせです。
・リングカット:
名前の通り単純にバレルの周りに輪をつくるように溝(カット)を入れたものです。
溝の幅・間隔・深さなどに種類があります
・幅 :幅が広いほどしっかり指にかかります
・間隔:間隔が狭いほどしっかり指にかかります
・深さ:深さが深いほどしっかり指にかかります
・シャークカット:
サメの歯のようにギザギザになるようにカットを入れています。
リングカットに比べて指へのひっかかりは強くなり、
ダーツに力を伝えやすくなりますが、
指から離れる際に指にひっかかり過ぎて
コントロールが難しくなり易いです。
・その他:
「ねじれ」るようなカットが施されたものや、
ダーツ前方に縦のカットを入れているものもあります。
最近のダーツは縦の溝が入ったものが多いですが、
そこをグリップしない人にはあまり意味はないと思います。
# バレルの重さを考えるとこの程度の空気抵抗では
# ダーツの向きは変わらないためです。
・長さ:短いものでは15mm、長いものでは50mmを超えるバレルがあります。
一般的には35mm~45mmくらいが主流だと思います。
また、トルピード型の場合、前を膨らませるため若干短め(35mm~40mm)になり、
ストレート型の場合、若干長め(38~45mm)が多いと思います。
最近は短めのバレルが流行っているような気がします。(←私見です)
・重さ:軽いもので14g、重いもので20gを超えるものがあります。
一般的には15g~17gぐらいが多いと思います。
重い方が腕の振りで飛ばしやすく安定しやすいですが、
腕への負担は大きく疲労がたまりやすいです。
逆に軽いものはしっかりと投げないと矢は綺麗に飛んでくれないですが、
軽いだけに疲れはあまりないと思います。
15~17gくらいに収まっていれば
初めはあまり気にしなくても良いかもしれません。
・重心:大きく「前重心、センター重心、後重心」に分かれます。
前重心・センター重心のものが主流です。
・前重心:重心が前にあるため、ダーツが前を向きやすくボードに刺さりやすいです。
・後重心:基本ダーツは重心をグリップするため、
後ろをグリップする人はこのバレルが合うかもしれません。
・センター重心:↑二つの中間です、、(笑
・ネジ部:大きく「2BA(凹ネジ)、4BA(凸ネジ)」に分かれます。
・2BA(凹ネジ):
ソフトダーツの主流の形です。
通常の前重心・センター重心を作るならこの2BAで十分です。
・4BA(凸ネジ):
バレルメーカーによって
acute(アキュート)やsleek(スリーク)と呼ばれ、
バレルをなるべく前重心にするために凸ネジにしています。
ハードダーツはティップが金属で重いため、
それに近づけるために開発されました。
飛びのイメージは最後に少し矢先が落ちるイメージです。
・色(コーティング・加工):
基本的には加工されていないものが主流ですが、
下記のような加工をされたものもあります。
・ジルコニウム(黄色っぽい色)、シリカ(銅のような色)
→これらでコーティングをすることで、若干の手触りや
バレルの強度を上げたりしているものもあります。
・ダイヤモンドライクカーボン(虹色?)
→ダイヤモンドのような高強度の皮膜でコーティング
・酸化(黒)
→表面に柔軟性と少しのざらつきを持たせる
初心者の人には種類が多すぎて迷うと思いますが、
まずはタングステン、トルピード型、35mm~42mm、リングカットをお勧めします。
後は、試投させてくれるショップに行って、
上記のバレルとの差を感じながらしっくりくるのを選らぶと良いと思います。
また、“あまりダーツをしないけどとりあえずマイダーツは欲しい”、という人は、
ブラスの中で自分にしっくり来るものを選ぶのが良いでしょう。
また、初めは良くわからないと思うので、
自分の好きなプレイヤーが使っているバレルを使うなどでも良いと思います。
本気でダーツを続けるようになったら、自分の好みがわかるようになり、
自分でバレルを選べるようになりますので。
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と、色々書きましたが、前回のブログにも書いたとおり、
最終的には自分のセッティングを信じることが大切ですので、
自分で選んだバレルを大切にして練習してくださいね!
そうそう!
ちなみに私あひるはEdgeSportsのサテライトプレイヤーを
やっていますので少しだけ宣伝させてください。
今はオーダーメイドで作ったバレルを使っていますが、
それまではEdgeSportsの
プラーナというバレルを使っていました。
EdgeSportsのバレルの中では一番シンプルで誰にでも投げやすいバレルだと思います。
では、またー。
7月 10, 2013 @ 21:48:57
SECRET: 0
PASS:
おもしろいブログかきますねぇ♪応援してるのでアップいっぱいしてください!!あとっ!よければ私のブログにも遊びにきてくださいね☆
7月 10, 2013 @ 22:50:11
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>くーさん
はじめまして。
読んでいただきありがとうございます。
コメントをいただけるとやる気が出ます!
これからもよろしくお願いしますねー^^